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子供達の大きな泣き声、これから始まるであろうドタバタ足音、前にもお話ししましたが我がアパートは隣より上下の音がすごく聞こえる防音なんて無いに等しい作りです。
過去の先例に赤ちゃんの泣き声がうるさいと大家にクレームを言った住人がいて、大家から赤ちゃんが出来ると泣き声がうるさいので迷惑がかかるので出ていってくれと追い出される事になっているようです。
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マンションから戸建住宅まで土日は見に歩き回ってました。ここで大きな買い物(私たちに取っては)になることからよく考えマンションは上下の防音がかなり低減されたと言っても子供のドタバタ足音、泣き声はやはり聞こえるとあるマンション業者の素直な意見を聞き一戸建住宅に的を絞り広告等をこまめに探し見て回りました。
そんな時、ある不動産会社社長から建物は古い(築36年)が庭もあるし交通便、買い物便のいい物件があるけどどうだいと言われ資料を頂きママにFAXしました。(この時はママは子供達を連れて里帰りしていました。)
ママは少し気に入ったみたいで、一度見に行きたいねと電話があり、帰ってきたら見に行こうねと話は付きましたが、自分たちには少し高値だったのであきらめもありました。
そしてママが帰ってきて早速見に行きました。この時はまだ外観、位置、環境等を検討する段階で居住者が居ましたので遠くで見る程度でしたが頭の中はもうここが気に入っていた見たいです。
だって、その後も3〜4回見に行っていたんだもの!
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☆建物を見に行く☆ さて、建物が古いことから一度、家の中も見たいねと言うことで不動産会社社長に頼んで中を見せてもらうことにしました。
見に行くにあたって持っていったものは間取り図とカメラ(後でどうなっていたか写真を見て思い出すため)を持って家族4人で見に行きました。
さすがに築36年って感じ(言葉で表せられない)、写真をバチバチ撮って家の中を探検、(子供達は案外静かにしてたのでよかった)この時すでにリフォームの必要な箇所をチェック、隣近所の情報を徴収しその日はママと二者会談を時間の経つのも忘れ検討しました。
☆検討する☆
検討の結果は
一、リフォームする箇所がかなり有り資金が要る事。
二、予算が2割位高い事(不動産会社社長は建物は古いので土地台だけと言っていた)。
三、はたしてこの建物は後何年住めるか(建物を新築するだけの予算は無かった)。
四、北向きと言うのが気になる(風水的に、冬の寒さ、日当たり)事、ましてや南側に3階建の全く隣り近所の日照の事なんて考えてない設計の建物が一軒建っていた、その建てた人が建築士(開業建築士事務所)であると言うことが気になった。
つまり建築士は周りの環境も考慮して設計するものだと思うのですが、全く周辺の事を無視し設計をした建築士はいくら法に触れないとはいえ建築士としてのモラル及び人間が解る様な気がした。
そんな建築士に自分だったら仕事は頼まないだろうな、これが建築士でなかったら近所迷惑な人だなで終わるのだが!
☆その後☆
検討した結果、不動産会社社長にはリフォーム及び予算はこれこれしかじかしか無い事を伝えた。
建物の耐用年数はリフォームをうまくすれば、まだ5年や10年は行けそうだと判断(ブロック造)、北向き及び日当たりは新築するときに問題解消出来ると思われる。(3階建てにして2階を居間にすると日当たりは抜群)
価格的に売り主希望価格を大きく下回ることからたぶんダメであろうと思っていましたので諦めていましたがもし、予算通りだったら買いだなとママとの意見は一致し、後は気長に返事を待っていました。
それから数日後、売り主の方が自分たちの条件価格でいいと返事を頂き、これは私たちに買いなさいとご先祖様が導いてくれたのだと思い資金繰りに銀行に融資を申し込みに行きOKの返事をもらい契約となりました。(建物が古いことから公的資金の調達は出来ず銀行借り入れとなった)
☆契約☆
契約は無事終わり、手付け金を10%支払い、後は残金決済を銀行でと言うことになりました。
残金決済日に銀行で借入金額は価格の85%、残りの5%を現金で支払い、なんだかんだで諸費用も購入価格の10%はかかりました。
無事残金決済も終わり、売り主さんの引っ越し後、鍵を頂きました。(本当は残金決済の時に引き渡しとなるのですが)とうとう買ってしまったんだと一息。\(~o~)/
☆リフォーム☆
引っ越しは年の暮れ、冬にすることにしました。それまで少し時間が有るので時々見に行っては自分で出来る補修等は自分でやりました。
まずリフォームはお風呂とキッチンをすることにし、3社程見積もりを頼みました。しかし、その内の1社はいつまで経っても見積もりが出てきません。おかしいので電話をすると使われていませんでした。まあ、態度も悪かったし、やる気が見られなかった。安くやってよと言ったらどんな事しても○○○万円かかるよと法外な値段を言ってましたから。
ところがその会社、名前を変えてちゃっかり営業して要るではないか!何故解ったかって実は広告に住所が同じで電話番号だけ変えて会社名に○○センターと付けて出ているのを偶然見つけてしまったのです。バカにしてますよね。
また、同じ条件でリフォームを頼んでも上下では3割から4割の差がでました。結局、熱心に話を聞いてくれて予算に何とか合わせてくれて自信のある某会社に頼みました。工事は年明け早々にやってもらいお風呂とキッチン水回りは新築住宅と同じ雰囲気を出すことが出来満足しました。ママも大満足です。
☆引っ越し☆
荷物は先に引っ越し、住人は後からゆっくりリフォームが終わってから引っ越しとなりました。
まず、必要のないものは全部2階に詰め込み1階を整理整頓して生活が始まりましたが、何と言ってもまだ雪が屋根ぐらいある時でしたのでなかなか思うように整理出来ませんでした。
ご近所に挨拶に行ってみなさん良い方でホッとしましたがその年は何と班長になってしまいました。llllll(-_-;)llllll
☆雪が溶けてから☆
雪が溶ける頃には何とか生活が出来る程度に片付きました。そしてある事件が起こっていました。屋根が一部雪の重みで脱落していたのです。ここでついでだから屋根の塗装もしておくかと思いまたもや安く上げてくれる業者を捜し回りました。
そこでも変な業者がいました。今回は脱落した部分の補修と屋根全体の塗装を頼みましたが見に来た業者の中になんだかんだで○○○万円かかるはそんなことするより新築した方がいいだろうさと言われました。
そんなこと新築できるなら良いに決まっているではないか何聞いてるんだいと言いそうになった。
結局、また親身になって安く上げてくれる業者に頼みました。これもまた上下の差は7割位の差が有りました。
これで同じ条件でリフォームするにもかなり業者によって価格の差があると言うことが解り以後必ず数社の見積もりを取ることにしました。 そうしている内に子供達は一才の誕生日を向かえるのでした。 |
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